
シャオパオという品種を使い栽培しました。
●特徴
10〜15cmが適正サイズの超小型の品種です。
筋が少なく、なんと言っても柔らかいので小さなお子様からお年寄りの方まで誰もが馴染み易いチンゲンサイです。
リバーファームならではの施肥設計により、「ちびちん」に最もあった環境を作り出すことに成功。
肥料は有機肥料100%。
鶏糞を中心に構成した肥料により、窒素成分を抑えることにも成功。
窒素成分を抑えた事で、葉物野菜の中でもダントツの硝酸帯窒素を誇るチンゲンサイにおいて
通常の1/10と非常に少ない数値となりました。
●従来の青梗菜との違い
青梗菜はそもそもが中国野菜ですが日本に導入されたのは割りと最近のことのようです。
当時は珍しい野菜で今のように一般的な野菜ではなかったようです。
現在、スーパーで購入するサイズは大抵は20cm以上の大きなものが主流ですがこのサイズでは土からの窒素分を吸収しすぎるため青梗菜が本来持つ柔らかさや旨みを失ってしまいます。
そこでもっとも美味しい状態で収穫したのがちびちんです。
作業上の手間を省くために太らせて出す従来の青梗菜のやり方ではなく手間を覚悟で収穫したことで柔かさと独特の甘みを生み出しました。
軸の部分は生のままでも筋張らず、パリパリとした食感が食欲をそそります。